Thursday, December 1, 2011

回想DUBBIN' パート3

レゲエ・ミュージックから生まれた価値観は、僕らにとっては本当にでかい。まずレコードをプレイすることがライブパフォーマンスになった。でもポイントは、ラリー・レヴァンや大好きなアーサー・ラッセルが当時模索していたスタイルに、DUBが大胆かつ奇妙な形で入っていること。

FRESH から出てるEPMDのDUB VERSIONは”インチキダブミックス”なんて言われているが、真剣に解体していくとマジでヤバいことに気づいた。


ハウスとラップに境界線がない時期。


最初のRAP DUBは誰がやったんだろう?と思って調べてみると、最初の単音サンプリング盤"ERIC B IS PRESIDENT"にすでにDUBが入っている。
Zakia,Sleeping Bag,FRESH,,,

Late 80's Shyt



それらが示すものは、DUBのサウンドプロダクションの音の飛ばしや抜き差し・エフェクトがMarley Marl以降のHIP HOPの根本的な基盤になっている、ということだった。
現在もなお、リミキサーはジャマイカの先人達が作り出した原則に従っている。ほとんどのダンストラックには、フロアを活気づけるために何らかのDUBミックスを使っている。バンドマン達にもDUBフォームが利用されているし、とにかくDUBテクニックのもつ力は現代におけるポピュラー音楽全般に用いられている。




そして、この文章は最終的にPAUL Cに行き着く。


Decicate to Paul C

PAUL Cのサウンド、どこが本当に凄いのか?

1212 Studioで何が行われていたか?

DO THE JAMESのDOPE INSTRUMENTALをチェックして欲しい。

この曲にはJames Brown/Blues and Pants, Funky DrummerとThe Honey Drippers/Impeach The Presidentを軸に、細かなフレーズを足して作られているが、
"間"が本当に驚異的だ。

Paul Cは、飛ばし&抜き差し、所謂サンプリングサウンドの”HIPHOP的な”DUB処理の紛れも無い先駆者だったのだ。

 ”実際、レゲエはダンスカルチャーを途方も無いレベルにまで育て上げた。どれもレゲエみたいに聴こえるとか、そういうくだらないことを言っているんじゃない。ダンスミュージックを作る上でのコンセプト、つまり仕来り、テクニック、どれにもレゲエが入り込んでいる。そのすべてに、あの小さな島が多大な影響力を及ぼしているんだ。”


Nuff Respect, Requiescat In Pace.