Tuesday, November 17, 2009

prelude to the “D”





僕は、音楽が大好きだ。

理由は、

みんなで歌ったり、踊ったり、騒いだり、、、
そんな共有の楽しさや、
一人でじっくり聴いたり、歌ったり、、、
そんな心に響く感動、

そしてDJの観点からは、
ムードを創るパワー、
サービス精神、
掘り下げる思想や、
“ナシをアリにする”感覚が、
人生を楽しくさせてくれたり、、



うまく説明できないけど、こんな感じかな?





けど、絶対的な理由がもう一つある。





音楽を通して宇宙を感じるのが好きなんだ。


音楽、特に黒人音楽の宇宙観が好きだ。


ブラックミュージックのレコードの
ジャケットのアートワークや、
ドラムサウンドにはじまる音の背景から気づいた共通点...

このうまく説明できない共通点は、

常に僕をわくわくさせる。



5万光年先には何があるのか?
人生って何?
人間って何?
自由って何?
愛って何?

未知の世界には何があるのか?

別に答えはないんだよね。



自分で答えを創ればいい。





黒人ミュージシャンの宇宙に対するアプローチは、

音楽と僕の人生の指標にもなっている。


デトロイトは黒人音楽を志す者にとって特別な街だ。






ブログをチェキしてくれてる人たちに、

デトロイトと音楽の関係が簡潔にまとめてある文章を紹介します。





アメリカ、ミシガン州最大の都市デトロイトは、かつては自動車産業とともに発展してきた。この都市に誕生したソウル・レーベルのモータウンとは、“モーター・シティ”というデトロイトの呼び名を由来とするくらいだ。モータウンの発展と同時に60年代はさまざまな音楽も成長し、トライブというスピリチュアル・ジャズ系のレーベルがあったこと、ファンカデリックをはじめとしたPファンク軍団の本拠地であったことなど、音楽的エピソードには事欠かない。ただ、モータウンが72年に本社をロサンゼルスに移転させてからは状況も一転し、また自動車産業の衰退とともに失業率も増加し、街を去る人が増え、都市の荒廃が進む。人種間の抗争も多く、白人と黒人の居住地域は分離している。全米で最も犯罪が多い危険な街と呼ばれたこともあった。ネガティブな要素に溢れているが、現在の音楽ファンからはデトロイト・テクノを生んだ街としてリスペクトされていることも事実だ。

モータウンが去った後も、デトロイトには音楽を楽しむ風土は残っていた。80年代半ば、距離的に近いところであったシカゴでハウスミュージックが生み出されるが、それはほぼ同時進行でデトロイトにも伝わる。ハウスのルーツはガラージサウンドで、そこには、フィリーソウル、ファンクなどとともにクラフトワークなどのジャーマンエレクトロニクス、イタリアのイタロディスコなどもあったのだが、シカゴハウスに比べてよりエレクトリックな方向性を持っていたのがデトロイトのサウンドで、ハウスと区別して80年代後半にはテクノ、あるいはデトロイトテクノと呼ばれるようになる。テクノのオリジネイターと言われるのがデリック・メイ、ホワン・アトキンス、ケヴィン・サンダーソンだが、特にデリック・メイが打ち出した同胞の黒人へ向けてのメッセージ性、政治・社会・思想性も内包した世界観、宇宙観は、テクノを単なるダンス・ミュージックとは一線を画するものへと導いていく。

90年代に入ると、マイク・バンクスとジェフ・ミルズなどによる集団、アンダーグラウンド・レジスタンス(UR)が登場。また、カール・クレイグなどによってジャズと接近し、より多様な側面も有するようになる。クレイグは前述のトライブのミュージシャンたちとのセッションも行っている。90年代にテクノは世界中に広がり、時にデトロイト・テクノとはまったく違う姿に形を変えるものもあったが、ここに挙げたアーティストはテクノという枠を越え、他ジャンルにも影響を及ぼす存在となっていく。

テクノとは別にセオ・パリッシュ、ムーディーマンなどは、デトロイト・ハウスとして区別される。彼らが頭角を現すのは90年代半ばのことだが、もともとシカゴ・ハウスを聴いて育ち、テクノの誕生も通過した世代。コマーシャル化するハウスとは距離を置き、その初期衝動性を保ちつつ、テクノのハードコアさも備え、デトロイトでかつて栄華を誇ったソウル、ファンク、ジャズ、ブルースといったブラックミュージックのエッセンスに満ちたサウンドが特徴である。ムーディーマンなどの作品にも参加しており、自身でもソロ作を発表するアンプ・フィドラーは、かつてPファンクの作品にも参加しており、デトロイトの長い音楽史を感じさせずにはいられない。また、ヒップホップの世界ではラッパーとしてどこの誰よりも一つ抜きん出たエミネムと、(前述のアンプ・フィドラーに影響を受けたことでも有名な)あのJディラが出た街として有名だ。特にJディラはジャンルを超えて信奉者を生み出しており、06年の他界後も多くのトリビュート作品が生み出されている。いずれにせよデトロイトの音楽とは、都市にあるゲットーから生み出されたシリアスな黒人音楽なのである。
(参考文献;小川充著 クラブ・ミュージック名盤400)




そして僕の、デトロイトの旅がはじまる。